——ULフィッシング的ギア構成と必要最小限の考え方。
僕は、春の時期だけで年間100匹以上のメバルを釣り上げている。 そのほとんどが、1〜2時間程度の短時間釣行を10回ほど重ねた中での釣果だ。 この効率を支えているのが、UL(ウルトラライト)フィッシングの考え方に基づいた「軽装備での釣行スタイル」である。
Vol.7では、僕が実際に使っている装備構成と、UL的思考によって導かれる“必要最小限の道具で最大限の成果を引き出す”方法についてまとめる。
軽装備の基本は「歩けること」
ULフィッシングの出発点は、“歩けること”だ。 そのために、筆者の装備は常に必要最小限。
- ロッドは1本(コルト 542ULS or 鯵道 S682L/AJI)
- ラインはPE0.6号 +リーダー
- ジグヘッドとワームを収納した小型ケース2つ
- プライヤーと魚を入れる袋
- バッグは小型のファニーバッグ
をメインに、他にもカメラなどを足すこともある。

この状態で数km歩くこともある。だからこそ、装備が軽いことが“攻め”の自由度を生む。
必要最小限とは“削る”ことではない
UL的思考では、軽量化は目的ではなく手段だ。 装備を削るのではなく、「必要なものしか持たない」ことで、判断が速く、機動力が高まり、集中力が上がる。
現場での迷いが少なくなり、「これしかないから、これでどう釣るか」を考えるようになる。 それが、引き出しを深めるトレーニングにもつながる。
時合に間に合うこと、場所を変えられること
ULな軽装備が力を発揮する場面は多いが、特に釣れるタイミングを逃さない点で強さが出る。
- 潮が動いた瞬間に移動できる
- 雨が降っても身軽に対応できる
- 小場所でも臆せず突っ込める
身軽さは、思考と行動のスピードを加速させる。 いつか釣れるではなく、今この瞬間がどうかを捉えるための道具構成だ。
ULフィッシングは、考え方のデザイン
僕にとってULとは、単に“軽い装備”という意味ではない。 それは「少ないことによって判断を鋭くする」「余白によって動きを柔軟にする」考え方のデザインだ。
持ち物が少ないから、立ち止まって考えられる。 荷物が重くないから、すぐに動ける。 選択肢が限られているから、選び方に工夫が生まれる。
つまりULは、自然と接続するための“自由”を最大限引き出すスタイルだ。
次回以降は、メバルが本格シーズンに突入し、非常に楽しい季節となったてきため、ULフィッシング-メバル編として、実際の釣行記を綴っていけたらと思う。
とは言っても、釣行は週に1回行けたらラッキーな感じなので、なかなか更新できないかもしれないが、生きた情報をお届けできればと思っている。
Comments by daisuke kobayashi
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