過去の出来事、技術、思想を未来の視点から再解釈するために書き残すブログメディア Hyperpast Journal(ハイパーパストジャーナル)。書き手は小林大介です。

2025年より精密栄養学を学び始め、そして実践してきたことで見えてきた健康への新しい視点や身体の感じ方、そして日々このサイト「Hyperpast Journal」に書きなぐるようにして、言葉を掘っていくなかで見えてきた違和感や問い――それらを衝動的に一冊の本にまとめた。

タイトルは『健康とは、カウンターカルチャーである――身体から始める静かな反抗』。この言葉には、僕の身体感覚、時代感覚、そして現代社会への違和感が詰まっている。

「健康」とは、最も静かで、最も過激な問いかけだと思う。
それが誰かの決めた正しさじゃなく、自分の感覚と手ざわりから始まるなら、それはもうカウンターカルチャーなんだと。

この本では、カウンターカルチャーの歴史の一部を参照にし、断食、ミトコンドリア、精密栄養学、そしてサプリメントを通して、 どうやって「自分の健康」を自分で選び直していけるかを考えた。

でもこれは、いわゆるノウハウ本でない。

ギンズバーグがタイプライターを叩いたように、僕はプロンプトを叩いて書いた。AIと向き合いながら、自分の身体の中にある違和感や衝動を言葉に変換していく── それは、まるでジャズのような即興のようだった。

即興ゆえに勢いとノリで2日で仕上げた。ゆえに粗いが、その粗さすらも作品とし、それすらも正当化しようという試みでもある。

だからこそ、この本は記録というより、僕のひとつの表現だと思っている。多くの現代人が「まだ本なんて書けない」「出版は特別な誰かのもの」と思い込んでいるけれど、そんな考え方は古い…というか勿体ない。もっと即興的で、未完成で、衝動的なかたちの本があってもいいじゃないか──時代が進むにつれ、歳を重ねるたびにそう思うようになった。

そして、それこそが今の時代における本当の「健康へのアプローチ」なんじゃないかと僕は思うわけだ。

つまり、現代人は誰かのせいにして生きすぎなんだ。病気になればお医者さんが治してくれる?保険制度がなんとかしてくれる?お金を稼ごうと思ったら会社に勤める?でも愚痴は言う。謎だ。

Hyperbeat Booksという試み

Hyperbeat Booksは、自分自身のリズムで生き、考え、書いていく人のための実験レーベルとして、第一弾書籍に合わせて立ち上げた。誰かのための正解じゃなくて、自分の違和感や問いに向き合うための場所でもあるのかもしれない。


ミトコンドリアが別の細胞と共生関係を創ったように、僕もAIと共創をし、衝動的に編集し、そして身体とつながった思考を大切にし、今後も次々と書籍を出版していきたいと考えている。

まるでトニー・ウィリアムスがマイルス・デイヴィスの後ろで200bpmでシンバルレガートをストレートに刻むように。

今後も7冊程度の書籍案があるから、これらも実験的にリリースしてみたいと考えているし、すでに第二弾、第三弾の制作にとりかかろうと思っている。

第一弾が健康への大まかなアプローチとしたら、第二弾では僕が実際に実践して驚くほど効果を感じることができた、『ミトフロー・プロトコル(仮)』を書く予定だ。

こちらは分子栄養学に基づいた健康アプローチを、本当に心から健康になりたい!と考えている人に向けた実践型の書籍となる予定だ。

5月あたまには写真集もリリースしてみたい。

書くことで生き方を変え、読むことでリズムをずらす。
そんな出版レーベルでありたいと思っている。

Kindleストアにて本日より発売中!Kindle 580円 (Kindle Unlimitedは、無料です!)

健康とは、カウンターカルチャーである――身体から始める静かな反抗

健康とは、カウンターカルチャーである――身体から始める静かな反抗

小林大介
580円(04/30 06:02時点)
発売日: 2025/04/08
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Choose health.
Choose not the health they sell.
Choose your own rhythm.
Choose life, but make it yours.

健康は状態じゃない。生き方そのものなんだ。

そして健康は誰のものでもない。100%自分のものなんだ。

これが44年間生きてきた、確かな僕のひとつの答え。

自分の健康を守るために、自ら健康について今後も学び、理解を深めたい。そしてそうした知識や知見、実践から得たことを多くの人の健康に役立てられたのなら、自分にとってそれほど最高なことはない!と感じている。