アイデアは、ふとしたときに湧いてくる。朝のコーヒー、車を運転している時、お風呂に入っているとき。「これもプロジェクトにできるな」と思った瞬間には、もうドメインが頭の中に浮かんでいる。
その結果、気づけば複数のサイトと構想が並び、気づいたらこうなっていた。
A面
- Shine a Light:カメラを使った映像・写真のしごと。そこから派生して、写真集の制作という表現軸も生まれた。
- ミトちゃん(Mito Universe):娘に絵本を読ませたい!という想いから生まれたキャラクター。子ども向け教育とキャラ展開へと広がった。
- ミトフロー(MitoFlow40):精密栄養学を学び、実践したところ予想以上に体に変化が出た。その体感と成果から、サービス化と書籍展開に踏み切ったプロジェクト。
- ULフィッシング:自分の釣りスタイルそのもの。もっと釣りを仕事にしていきたいという想いから生まれ、ULというコンセプトを軸にPR展開を進めるためのプロジェクト。
B面
- Hyperpast Journal:過去と思想を再解釈するメディア
精密栄養学を学び、このサイトに書きなぐるにように書き、そして健康実践する中で体調が劇的に改善し、多分本来持っていた力が自然と発揮されるようになった。その結果として、アウトプットが加速したのだ。
つまりこれは自らカオスを発生させたのだと言える。ウイリアム・バロウズが用いたカットアップ技法を参考にし、ULカットアップとして表現してみたのだ。
カオスからノモスへ
しかし正直カオスは誰にでも出来ることだと思う。ここからノモスへと展開せねばならない。
実のところ、ノモスというポジションがどこに位置するのか、自分でもまだ明確には見えていない。けれど、それでもなお、そこへ向かおうとする意思がある。だからこの作業は、正解を知るためではなく、秩序を探す旅路なのだ。
この状態はまさにビッグバン。一気に広がるプロジェクト群。それぞれに熱と可能性があり魅力もある。でもこのままじゃ、星々が互いの引力を無視して、どこかへ消えていってしまう気もしている。
だからこそ、今ここでノモス化=秩序ある構造への第一歩を踏み出す被膣ようがある。だから記事を書いて整理をしてみている。
まずは俯瞰する。表にする。対話する。
軸 | プロジェクト | 媒体 | 主な役割 |
---|---|---|---|
A面 | Shine a Light | 映像・写真/写真集 | カメラを通じた表現 |
A面 | ミトちゃん | 絵本 | 絵本作りと子ども教育・キャラ展開 |
A面 | ミトフロー | ヘルスケアサービス・電子書籍 | 精密栄養学の学びと実践 |
A面 | ULフィッシング | 映像/PR | 自分の釣りスタイルを活かしたPR展開 |
B面 | Hyperpast Journal | ブログ | 思想・歴史・再解釈の場 |
この表は、まだノモスの入口にすぎない。主な役割をまだ明確にできない。先ずは明確にし、そして作り上げ、それを第三者へと伝えていく。この作業が次は必要でそのフェーズに入ったと感じている。
でも、構造を持ち始めたプロジェクトたちは、それぞれがオーガニックに連携し始める。キャラは健康とつながり、健康は自然とつながり、自然は文化とつながっていく。
僕がいつか作りたいと思っていたパラレルワールドは、思っていたよりも近い気がする。
秩序を作るのは、愛 ── あるいは、ハイパービートニクとしての決意。
この多産的なカオスを育てたのは、間違いなく「何かを伝えたい」という衝動だった。10代の時に受け取ったパンクの”あの感覚”に近いのかもしれない。そしてその衝動は、精密栄養学を学び、実践したことでの体の変化から、自分の中に眠っていた可能性が、ようやく外に出られるようになったからこそ生まれてきたものだった。
秩序とは、すぐに手に入るものではない。むしろ、長く見失っていたものを少しずつ取り戻していくような、静かな作業だ。プロジェクトの数が増えたからこそ、その間に流れている文脈や気配を拾い直し、つなぎ合わせて、ようやく「これは一つの世界だったんだ」と感じられる瞬間を目指している。
この「ノモス化=秩序を与える作業」は、いわば、自分の中にある地図を描き直すような行為だ。それは誰かに見せるためのパンフレットではなく、自分が進み続けるための羅針盤になる。
だから、これは管理でもなければ、分類でもない。整頓された棚ではなく、呼吸するような関係性を育てていく作業だ。
これは、つなぐという創造の始まりであり、還るための準備でもある。
そして、これはハイパービートニクとしての旅でもある。20世紀のビートたちがそうであったように、既存の枠組みや形式に対して、より自由で流動的な思考と表現を追い求める者として。だが、いま求めるのはカオスのままに漂う自由ではない。
ノモス──それは自由のなかに通奏低音のように響く秩序。ハイパービートニクとは、その秩序すら内包した上で、なおも遊び、なおも探求し、なおも書き残す存在でありたいという態度だ。
そしてその先に小宇宙コスモスがある。
Comments by daisuke kobayashi
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