ミトコンドリアの目覚めを、1日の起点に
現代人の生活は、気づかぬうちに“低エネルギーな日常”に陥っています。情報過多、光過剰、糖質依存、慢性的な炎症状態――これらはすべて、身体の中心にあるエネルギー生成システム=ミトコンドリアの働きを鈍らせます。
今回紹介する「Mito Flow Protocol」と名付けたモデルは、そうした現代のノイズから一歩身を引き、“細胞から整える生き方”を目指すUL的生活者のために、僕自身が実際に最近取り入れている生活モデルです。
このプロトコルでは、16時間ファスティング(断続的断食)を基本としています。夜の食事から翌日の昼まで約16時間の空腹時間を設けることで、オートファジーの促進、血糖値とインスリンの安定、ミトコンドリアの活性化を促し、「軽さと明晰(めいせき)さ」を両立した身体の状態へと導いていきます。
単なるサプリ摂取の羅列ではなく、1日の流れに沿って“エネルギーの流れ(Flow)”を取り戻す設計と言えます。
朝という時間を、ただの始まりではなく、「自己の再起動」として捉える。このプロトコルは、最小限の介入で最大限のパフォーマンスと回復力を引き出すことを目指し、細胞・思考・行動を軽やかに結び直す一連の設計図なのです!
ちなみに、このプロトコルは、現代の多忙でストレスフルな生活を送る人にこそ適応しやすい設計となっています。
高価な機材や特別な環境を必要とせず、誰でも日常生活の中で無理なく取り入れられることを前提に構成しています。特に以下のような人におすすめができます
- 朝が苦手で頭がぼんやりしがちな人
- 昼過ぎにエネルギーが落ちてしまう人
- 睡眠時間は足りているはずなのに疲れが取れない人
- 食べすぎや糖質中心の生活を見直したい人
- サプリや食事を“仕組み”として活用したい人
つまり、万人にフィットする汎用モデルというよりも、“再現性の高い実践型テンプレート”です。ライフスタイルに合わせて微調整することで、非常に多くの人が効果を実感できる構造になっています。
朝の目的と設計
- ミトコンドリア活性
- 血糖値の安定化(断食時間の延長)
- 電解質・ミネラル補給
- ケトン体生成のスイッチオン
- 炎症・酸化ストレスの抑制
朝に摂取するサプリ&食材
成分 | 働き | 摂取方法 |
---|---|---|
クエン酸+重曹+塩化Mg(MitoClear) | pH調整、エネルギー産生、細胞代謝 | 水500〜700mlに溶かして起床後すぐ |
MCTオイル | ケトン体生成、脳エネルギー補給 | コーヒーに小さじ1〜2杯 |
ギー | 飽和脂肪酸、脂溶性ビタミン、胆汁分泌促進 | MCTと一緒に摂取 |
ビタミンD3(5000IU) | 免疫・ホルモンバランス・気分安定 | 食事かMCTと一緒に |
オメガ3(EPA/DHA) | 抗炎症・細胞膜の柔軟性 | ソフトジェル1粒 |
亜鉛ピコリネート | 酵素活性・免疫サポート | 空腹時は避けてMCTか朝食と |
朝の流れ(例)
- 6:30 起床 → MitoClear摂取。静かな呼吸や軽いストレッチ
- 7:00 MCT+ギー入りコーヒー
- 8:30 ビタミンD3+オメガ3+亜鉛を摂取
- 10:30 水分補給など
昼の食事:初回の栄養チャージ
目的:筋肉維持・栄養チャージ・血糖コントロール・断食明けの吸収サポート
摂取タイミング | 内容 |
---|---|
食前 | 大豆プロテイン+ビタミンC+クロレラ |
食中 | 鶏肉・玄米・味噌汁・きのこ・わかめ・納豆・アボカドなど |
この昼食は、断食明けの“最初のエネルギー補給”として、胃腸に優しく、かつ栄養価の高い構成になっています。ビタミンCは鉄の吸収促進、クロレラは重金属対策と植物性たんぱくの補助。鶏肉や玄米をベースに、味噌や納豆などの発酵食品、ミネラル豊富なわかめ、抗酸化力の高いアボカドなど、実用性と回復力を兼ね備えた食事内容です。

午後:活動サポートフェーズ
午後は、活動量が自然と増える時間帯。集中力を切らさず、代謝を穏やかに維持することが重要です。
この時間帯には、以下のような軽めの補食や水分補給を意識しましょう:
- ナッツ数粒(アーモンド、クルミ)
- ギーを少し加えた白湯やハーブティー
- クロレラ数粒(重金属ケア・植物性タンパク補助)
必要に応じて「MitoClear」をもう一度摂取してもOK。特に発汗の多い日や頭を酷使した日は、電解質の再補給がパフォーマンス維持の鍵となります。
目的:集中力持続・炎症抑制・水分と電解質補給
タイミング | 摂取内容 |
---|---|
活動前 | オメガ3(2粒目)+水分補給 |
隙間時間 | クロレラや自然塩+水 |
夕方の食事:修復と回復のディナー
目的:エネルギー回復・ミネラル補給・睡眠準備・ホルモン調整
摂取タイミング | 内容 |
---|---|
夕食(18:00〜20:00) | 魚の干物(鯵など)・味噌汁・ぬちまーす入り玄米・きのこ類・わかめ・アボカド・納豆・温野菜・ギー少量 |
夕方の食事では、1日の活動で消耗した栄養素を補いながらも、内臓の負担をかけすぎないように設計します。消化しやすいタンパク質として魚を、発酵食品で腸内環境を整え、マグネシウムやミネラル補給でリカバリー。塩分補給にはぬちまーすが最適です。ギーを小さじ1ほど使えば、吸収率と満足感も高まります。

夜:就寝前のサプリケア
目的:修復、ホルモン調整、抗酸化
タイミング | 内容 |
---|---|
食後または就寝前 | ビタミンC(2g)+マグネシウム+亜鉛+ボーンブロスやギー |
夜は副交感神経優位を促す時間帯。ビタミンCやミネラルで整えつつ、タンパク質の微補給でリカバリーを。
実践して感じた体感
このMito Flow Protocolを継続的に取り入れることで、僕の身体と心にいくつか劇的な変化が現れました。このMito Flow Protocolを実践し始めてから、いくつか明確な変化を感じています。
- 朝の集中力が早い段階で立ち上がる:MCT+ギー入りコーヒーの組み合わせで、糖質を摂らずとも脳がクリアに働く。
- 日中のエネルギー切れが少ない:ミネラルと脂質をこまめに補給することで、午後のパフォーマンスが安定。
- 胃腸が軽く、便通もスムーズに:断食+発酵食品+クロレラの効果か、腸の動きが非常にスムーズ。
- 夕方のだるさが減った:夕食を重くしすぎない設計にしたことで、夜まで集中力が持続する。
- 睡眠の質が向上:ビタミンCやマグネシウムの力で、深くて中断のない睡眠を得やすくなった。
- エネルギーに満ちあふれている:朝から身体が自然に動き出し、1日を通して疲れにくくなった。
- 睡眠時間が大幅に減ったのに、快調:6時間未満でも十分に回復し、朝は自然と目が覚める。
- やる気と集中力の向上:思考のブレが少なく、長時間の作業も前向きに取り組める。
- 眠気が一切ない:特に午後の眠気がゼロになり、活動効率が上がった。
- ブレインフォグの消失:以前感じていた「もやもや」や思考の停滞が完全になくなった。
日によって調整は必要ですが、「少ないもので整える」という方向性は、身体と心のバランスにもよい影響を与えていると強く感じています。
正直、ここまで違うものか!と自分でも驚いていまして、若干超人の入口に立っている感覚を感じることが出来ています。
そうした感覚は、今後このサイトの情報を追っていただけたら、必然的に結果として形になっていきますので、お楽しみに。
Mito Flow Protocolは、UL的ライフスタイルと現代の分子栄養学をつなぐ、実践的な身体設計図。
このプロトコルを通じて、僕自身が感じた「身体の軽やかさ」や「思考の明晰さ」は、単なる一時的な変化ではなく、“日々をどう生きるか”という根本の質に関わるものでした。
とにかく、以前のような「何となく重い朝」や「午後のだるさ」、意味もなくダラダラしてしまう感覚が一切なくなり(一切です!)、やるべきことを淡々とこなしながら、気づいたら1日が充実し健やかに寝ることがでている――そんな感覚に包まれています。
すべてを完璧にこなす必要はなく、日々の体調と丁寧に対話しながら、16時間ファステイングをし、そこから足りない栄養素をサプリで補完していく。あくまで「自分自身のリズムに最適化する」こと。これこそがMito Flow Protocolの核にある考え方です。
生活の中に静かに取り入れていくことで、あなたの中の“本来のエネルギー”が目覚めていくはずです。
特に40代から顕著に現れる「名もなき病」に対し効果的です。そして「名もなき病」はそれぞれが勝手に得た浅い情報で、老化や更年期などと決めつけ、自分の健康を放棄することだと僕は思っています。要は自分の人生を放棄していることと同じなのです。
そして、日本の健康保険制度には大きな偏りがあります。
病気になってからの「治療」には手厚く対応できる一方で、病気になる前の「予防」や「体質改善」にはほとんど手が届かない。
つまり、症状が現れて初めて“医療”と認められる仕組みなので、ふだんから自分の健康を守る行動には、公的な支援も制度的な後押しもないのが現状です。
その結果、食事・栄養・生活習慣といった本来の根本原因にはアプローチされず、気づけば慢性疾患や生活習慣病は増え続け、医療費も天井知らず。今の制度は、病気の“後始末”に多くを費やしすぎて、未来の健康を育てる余白がほとんどないんです。
だからこそ、自らの手で健康を取り戻そうとする生き方こそが、今いちばん尖ったカウンターカルチャーだと思っています。1970年代の社会にパンクやオルタナティブ・ミュージックが生まれたように、今この時代に必要なのは、「自分の身体を自分で管理する」という意識。要は主治医は自分であることです。
当時の反骨精神を本質的に引き継ぐなら、僕にとっては「健康であること」こそが、最もパーソナルで、最もラディカルな自己表現だと感じます。いま、健康であること、そして健康について深く知っていることほど、世間から浮く行為はない。
だからこそ、僕はこう言いたい。
ようこそ、アウトサイダーたちの未来へ!
Comments by daisuke kobayashi
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