AIがなんでも教えてくれる時代と言われて久しい。
食事、運動、睡眠、サプリメントに至るまで、いまやスマホ一台で健康管理ができるほどの便利な時代になった。
情報は山ほどある。動画も記事もSNSも、無数のアドバイスが飛び交っている。SNSほどあてにならないものはなく、個人の体験談やバズった投稿が真実のように流れてくるが、その多くは再現性が低い。実際のところ、AIの方がデータベースに基づいた判断をしてくれる分、精度は断然高い。
けれど──。
どれだけ情報を集めても、実際に体が変わった実感はない。
むしろ情報に飲み込まれ、混乱し、疲弊し、自分の健康はどんどん遠ざかっていく感覚さえある。

AIの時代に、あえて人力で向き合う健康戦略

そんな時代に、あえて人力で向き合う。
『ミトフローからはじめる、40代の健康戦略』と題して、僕は新たなパーソナルヘルスケアサービスを立ち上げた。

👉 https://mitoflow40.studio.site

このサービスを始めた理由は、シンプルで個人的な気づきからだった。自分の健康は自分で学び、自分で管理する。ただそれだけだ。

たとえば、こんな経験がある人は多いのではないだろうか?

  • 評判のいいサプリを飲んでも、自分には合わなかった
  • 理論上は完璧な食事法も、実生活では続けられなかった
  • 体重は減ったけど、なんだか元気じゃない

それは情報と体の事実が一致していないという現象だ。
つまり、頭ではこれが正解と理解していても、体は別の反応を示している。要は情報はあくまでも情報であり、あなたの体の事実とは異なるとうことだ。
この違和感が積み重なると、健康そのものが正解探しの迷路になってしまう。

健康に必要なのは、情報ではなく「翻訳」と「対話」

僕が提供するこのサービスは、言ってしまえば「情報の翻訳者」としての役割かもしれない。
AIやアプリ、ウェアラブルデバイスから得られるデータは、確かに役に立つ。
でも、それをどう活用するか、どこまで取り入れるか、いまの自分に合っているかを判断するのは、やはり人間の感覚だ。

ぼく自身、分子栄養学や精密栄養学を学ぶ中で、科学的な知識を手に入れた。しかし、その知識を誰かの現実の生活に落とし込むには、柔軟さと共感が必要だと感じた。

だからこそ、このサービスでは一緒に考える。
時に立ち止まり、回り道をしながらも、「自分なりの健康スタイル」を体感ベースで見つけていく。それがこのサービスの本質だ。

こんな人に届けたい

  • 健康情報に疲れてしまった人
  • いろいろ試したけど、いまいち体感に変化がない人
  • データやサプリは好きだけど、行動まで落とし込めない人
  • 自分に合った“ミニマルな健康法”を探している人

特に40代以降、このズレは顕著に現れてくる。ロジックで言えば代謝が変わるからだ。
若い頃と同じようにはいかない。これはもう紛れもない事実だ。だからこそ、「なぜそうなるのか?」を理解し、「どう調整すればいいか?」を共に見つけていくことが重要となる。

そのヒントにミトコンドリアがあるのだ。

AIと向き合って見えたこと

僕は2025年、重い腰を上げてようやくAIと真剣に向き合う時間を持った。
技術の進化は目を見張るものがあった。
同時に、「では人間はどのようにAIと付き合っていけばいいのか?」という問いも浮かび上がってきた。

僕なりに出した答えは、AIに任せる部分と、自分で感じる部分の線引きが必要だということ。それができると、AIは恐れる存在ではなく、素晴らしい補助輪になる。

確実に言えるのは、シンギュラリティ(技術的特異点)はすでに始まっているということ。未来はもう始まっている。だからこそ、自分自身の感覚や直感を信じる力もまた、鍛える必要があるのだ。

つまり、ChatGPTでジブリ風の画像を生成して「遊んでいるだけ」の人は危険だということだ。

自分の体を、自分で感じて、自分で選ぶ

健康は、自分の人生をデザインするための土台だ。
誰かの正解にすがるのではなく、自分自身の納得感を軸にすること。
それが、AIに丸投げせず自分の体と向き合う姿勢に他ならない。

だからこそ、僕はこのサービスを立ち上げた。

これからの時代、自分で責任を取るということは、同時に自分の自由を取り戻すことでもある。その自由の一歩を一緒に踏み出せたら嬉しい。