はじめに
ULフィッシングとは、単なる釣り道具の軽量化にとどまらず、少ないことは可能性の探求であることを基にした、新しい釣りのスタイルです。軽量なギアを活用することで、より自由な発想と行動範囲の拡張を可能にし、自然との一体感を深めることができます。
本記事では、ULフィッシングを始めるための基本的なステップと、実践への移行方法について解説します。
こちらにまとめていきます👇️

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日本最大の釣りウェブメディア『釣りハック』にて記事も寄稿しておりますので、こちらも参考に。
ULフィッシング向けバッグの選び方

ULフィッシング、それは単なる釣りではありません。風を感じ、流れに身を任せ、思考の枠を超えていく旅です。余計なものを持たず、最低限の装備で最大限の自由を手に入れる。それがこのスタイルの本質です。装備を軽くすることで、視界が開け、足取りは軽くなり、世界は広がっていきます。バッグとウェアの選び方ひとつで、釣行の質は変わります。
素材の選択

バッグはただの収納ではなく、旅の相棒です。ダイニーマやX-Pacといった高機能素材は、まるで未来の繊維。ダイニーマは驚異的な強度を誇り、水を寄せ付けず、それでいて驚くほど軽く、X-Pacは剛性と耐久性を持ち、どんなフィールドにも適応します。軽く、頑丈で、無駄がない。
バッグ自体の自重がないバッグこそ、ULフィッシングにはふさわしいのです。
ウエストバッグとスリングバッグ
動きを邪魔しない。必要なものだけを身につけ、瞬時に手に取れる。それがウエストバッグやスリングバッグの最大の魅力です。腰に巻けば、肩に掛ければ、それはもう体の一部。ルアーケースひとつ、ラインカッター、ほんのわずかな道具。シンプルであることが、最強の戦略です。

ミニマルバックパック
長時間の釣行、遠征。時には食料や予備のウェアも必要です。そんなときにはミニマルなバックパックが役に立ちます。背中にぴったりと寄り添い、邪魔をしないデザイン。軽量で、防水性があり、どんな環境にも適応する。余分なものを背負わず、ただ風を感じて釣る。そのためのバッグです。
ULフィッシング向けウェアの選び方
レイヤリングの基本

風が吹く。太陽が照りつける。水面から湿気が上がる。フィールドの環境は常に変化し続けています。その変化に適応するためには、レイヤリングが鍵になります。
ベースレイヤーは汗を素早く逃し、ミドルレイヤーは冷えを防ぐ。アウターは風と雨を遮断し、身を守る。レイヤーを重ねることで、軽量でありながら最高の快適性を手に入れることができます。
僕はパタゴニアの「ロングスリーブ・キャプリーン・クール・メリノ・ブレンド・シャツ」に「ロングスリーブ・キャプリーン・クール・ライトウェイト・シャツ」二枚を重ね、ベースレイヤーとしています。
ULフィッシング向けパンツ

動きやすく、速乾性があり、環境に適応する。そんなパンツが求められます。ストレッチ性のある素材を選べば、長距離の移動もスムーズに。ショートパンツとレッグカバーを組み合わせれば、暑さにも寒さにも対応できる。無駄なく、軽く、それでいて必要な機能はしっかりと確保する。釣り場を選ばないパンツ、それがULフィッシングには必要なのです。
おすすめは汚れてもそこまで気にならず、そのまま通常のライフスタイルにも戻れるモノ。僕はパタゴニアの「テルボンヌ・ジョガーズ」や「クアンダリー・ジョガーズ」、夏であれば「バギーズ・ショーツ」を履いていることが多いです。
[パタゴニア] M’s Terrebonne Joggers メンズ テルボンヌ ジョガーズ 24540 BLACK(BLK) [Lサイズ]
シューズの選択

地面の感触を確かめながら進む。滑る岩場、湿った土、砂利の感触。どんな場所でも、確実に歩みを進められるシューズが必要です。グリップ力、速乾性、軽量性。すべてを備えた一足が、長時間の釣行を支えてくれます。靴が足を縛るのではなく、足と一体になるような感覚。それこそが、最高の選択です。
そして、釣り場によってそのシューズの特性の相性があります。これ一足!と決めるのではなく、複数持っておくこと。ここもポイントです。僕はサロモンの「スピードクロス5」がお気に入り!
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まとめ
ULフィッシングは、装備を減らし、思考を研ぎ澄ませるスタイルです。余計なものを持たず、必要なものだけを選び取る。バッグは体の一部として機能し、ウェアは環境に適応する。パンツもシューズも、すべてが軽く、動きやすく、自由をもたらすものでなくてはなりません。
「少ないことは可能性の探求である。」
荷物を減らせば、行動は加速し、釣りはもっと自由になる。余計なものを削ぎ落とし、軽やかに、遠くまで行きましょう!
そしてなにより大切なことは「これっ!」と決めこまず、時と場合によって使い分けられる思考の柔軟性です。ULな柔軟性こそがあなたの釣りの幅を広げてくれるのです。
ULフィッシングの世界へようこそ。
ULフィッシングについては、こちらにまとめています👇️

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Comments by daisuke kobayashi
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