過去の出来事、技術、思想を未来の視点から再解釈するために書き残すブログメディア Hyperpast Journal(ハイパーパストジャーナル)。書き手は映像クリエイターのDAISUKE KOBAYASHIです。

はじめに

“40代からの健康学習 – ヘルスラーニングジャーナル”の番外編として始まった健康実践日記。 ここでは、僕自身が試している健康法についての体感や失敗談を記録しています。

今回は、3月1日〜3月11日までの健康実践と体調の変化について書いていきます。

コレは花粉症なのか?

3月1日、最高気温が10度程度だった翌日に、急激に22度まで上昇する予報が出ました。 実際、その通りになり、花粉の飛散量も一気に増加。さらに低気圧と雨が重なり、 アレルギー性鼻炎を持つ僕にとっては警戒すべきタイミングでした。

案の定、アレルギー反応が発生し風邪っぽい症状にも。寝込むことはありませんでしたがそこから約1週間、花粉症のような症状に苦しめられることに。 11日現在、ようやく落ち着いてきましたが、この期間は健康実践どころではなく(実践していましたが!)、 改めて自分の体のウィークポイントを痛感した1週間でした。

特に感じたのは、僕の体は慢性的に炎症を抱えているということ。 なぜ炎症が起こっているのか? そして、それをどう改善すべきか? ここを深く探ることが、健康への第一歩であると強く感じました。

炎症が特に目立つ部位は鼻・口・顔。僕は慢性的な蓄膿症を持っており、 この部分に症状が現れやすいのです。これまでさまざまな方法を試してきましたが、 一向に改善されず、根本的な解決策を模索する必要があると考えています。

病院で手術を受ければ、一時的に良くなるかもしれませんが、 それは根本解決ではなく、対症療法にすぎません。重要なのは、炎症の原因を取り除くことです。

その中で、僕がたどり着いたひとつの答えが、「リーキーガット症候群」です。

ちなみに僕がなぜここまで蓄膿が慢性化してしまったのかを今あらためて考えてみると、数年前まで鼻炎スプレーを使っていました。しかもヘビーに使っておりました。ナザールとかその手の類のものです。

あまりにも鼻炎アレルギーが酷い時期があり、使わずにはいられなくなり、多分30代ごろから使い始め、一時期はポケットに必ず入っているアイテムとしていましたが、いつからかこれに依存するのは危険だなと思い、30代後半で使うのを止めたのですが、使うのを止めた数年後に鼻が炎症を起こしやすくなっていることに気が付きました。

今思えば鼻炎スプレーが原因だと思っていまして…というのも鼻炎スプレーは長期使用により鼻腔内の善玉菌を減らし、炎症やリバウンドを引き起こす可能性があるのです。

鼻腔内にもプロバイオティクスが存在し、免疫調整や炎症抑制に関与しているため、過度な使用は避け、善玉菌を保つために鼻うがいや自然由来の抗炎症対策を取り入れることが重要なのですが、僕は薬の即効性に頼ってしまっており、結果、鼻の中の環境が超絶悪化している状態と思われるのです。要は善玉菌不足。

僕はリーキーガットなのか?

リーキーガット症候群とは、腸のバリア機能が破壊され、未消化の食べ物や毒素が血液中に漏れ出し、炎症や免疫異常を引き起こす状態です。 主な原因として、グルテン・A1カゼイン・精製糖・ストレス・腸内細菌の乱れが挙げられます。

症状としては、

  • 消化不良
  • アレルギー症状(花粉症・鼻炎)
  • 皮膚炎(湿疹・赤み)
  • 慢性的な疲労
  • 免疫異常(風邪をひきやすい)

などがあり、これらは一部(アレルギー、疲労)は僕が抱えている症状と一致します。

しかし、リーキーガットは病院の一般的な検査では発見されにくい症状でもあります。 血液検査や内視鏡では腸の透過性異常を確認できず、多くの場合、 「過敏性腸症候群(IBS)」や「ストレス」として片付けられてしまいます。僕はこれを「名もなき病」としてカテゴライズしていますが、名もなき病の正体は実はリーキーガットだったとも言えるのです。

確実に診断するには、

  • ゾヌリン検査(腸の透過性マーカー)
  • 腸内フローラ検査

が必要ですが、日本の一般的な病院では実施されていないことが多いです。

そのため、症状をもとにセルフチェックし、食事改善やサプリメントで腸の修復を試すのが現実的なアプローチとなります。

改善のための実践プラン

僕の健康実践は、これまでと変わらず、16時間ファスティングをベースに進めていきます。

16時間ファスティングの効果

  • 腸を休めて炎症を抑える
  • オートファジーを活性化し、腸粘膜の修復を促す
  • 悪玉菌やカンジダの増殖を抑え、腸内環境を整える

ファスティング後の食事は、

  • MCTオイル・L-グルタミンを活用し、腸粘膜を修復
  • 抗炎症食品(ターメリック・オメガ3)を積極的に摂取
  • グルテン・精製糖・A1カゼインを避ける

ファスティングを行うことで、炎症を促す食品の影響を排除し、 必要な栄養素を補給することができます。

また、慢性炎症の原因となる小麦・砂糖・加工食品を基本排除し、 鶏肉と玄米を中心としたシンプルな食生活を続けていきます。基本食材は鶏肉、玄米、きのこ類、わかめ、オリーブオイル、アーモンド、ほうれん草などです。

健康は日々の積み重ね。 食生活が乱れると、体調だけでなく、メンタルのバランスも崩れがちになります。 そのため、シンプルなルールで継続できる習慣を作ることが大切だと感じています。

ただ、すべてを「これっ!」と決め込まずに、柔軟性を持ち、まるでジャズのようにその場のリズムとタイミングに合わせてノリを重視していきたいと思っています(ウルトラネクストビートジェネレーション!)。

治りかけの先日は娘と一緒にモスバーガー食べたし。

こうした”甘さ”が僕のダメなところかもしれませんが(汗)、今後も実践を重ねながら、体の変化を観察し、記録していきます。

もしこうした実践により蓄膿をはじめとする炎症が改善していくのであれば、これほどすばらしい実践はありませんし、こうした知見・経験を他人に話し、そして活かすことができるようになります!

ぜひ結果を残したいと思っています!