2025年3月13日(木)、21:00頃に夜の海へと向かった。風は若干吹いていたが基本的には穏やか。気温はこの時期にしては若干肌寒いが、真冬の防寒着を着るほどでもなくなったことに、春の訪れを感じさせられた。

いよいよ春到来。寒くて釣りする気がなかった2025年、ようやく釣り開始だ。

エリアとコンディション

この日の釣り場は家から車で30分ほどの漁港。潮は大潮。到着時は流れは緩やかだったが21:00過ぎたあたりからグッと下がる潮となっており、その変化により魚の活性が上がることを狙っての釣行だ。

先ずこれを知っておくことと、そうした日を狙って釣行に出かけることが釣果への最短と僕は考えている。

水温は徐々に上がってきているとは言え、まだまだ低いのが3月。3月後半にもなればメバルの入れ食いを味わえることにもなるだろうが、潮の動きを読まないとこの時期のメバル釣りはまだまだ難しい。

使用したタックルとルアー

  • ロッド:メジャークラフト 鯵道5G S682L/AJIライトモデル
  • リール:シマノ アルテグラ 1000番
  • ライン:PE0.6号 + フロロリーダー5lb
  • ルアー:0.6g〜1.5gのジグヘッド + レイン アジリンガー

この組み合わせは、ULフィッシングの醍醐味を感じられるセットアップで、ここ数年の僕のメバル釣りの定番セッティングともなっている。軽量なタックルだからこそ、メバルの僅かなアタリをもしっかりと拾える。

PEは本来なら1号を基準としているが、完全にメバルを狙った釣行では0.6号を使うことが多くなった。状況に応じてリーダーは太くしたりもする。これでシーバスからマダイまで獲れる。実績は十分。

釣果とパターン

釣り場到着時には潮がまだ止まっている状態。これは完全に予想通りでここから潮が動いていくのを釣り場を観察しながら待つこと15分…

予想通り、潮が動き始めた。その途端に水面を捕食する音がところどころで発生。シーバスの「バホッ!」という音の手前には小さく「チョボッ!」といったライズ音。どうやら潮が動き始めてメバルが浮いてきた様子。

ライズしているところにキャストし、ほぼドリフト状態で流し釣りをしてみる。しかし簡単には食わない。

飛距離の問題で1.5gのジグヘッドを使っていたが0.6gに変更。こういった食い渋っている感じの時はジグヘッドを軽くしてやると劇的に魚からの変化を感じられる。要は魚が釣れるようになる。

予想通りヒット。すぐにアワせるとメバルらしいパワフルな引き味が伝わってきた。

上がってきたのは23cm前後のメバル。

2025年に入ってろくに釣りをしてこなかった。メバルに関しては2週間ほど前に超小型を釣ったのみだったが、ようやくメバルらしいメバルが釣れた。めちゃくちゃ良いメバルだったのでお持ち帰りすることに。

その後も同じサイズを追加するが、簡単に数釣れる感じではない。ライズはあるがバイトはない状態が続く…

…ってことで場所を軽く移動。色々と回ってみるがどこもパッとしないため、もう一度最初の場所に戻って釣っていると、食い気が立ったのか?小さなバイトが連発。

潮の寄れを流してやると18cm程度のメバルが連続ヒット。

最後にこの日最大の25cmを釣り、結果として8匹ほどのメバルを釣った。この日釣れたメバルのサイズは18cm~25cmほどで、まずまずの釣果だったが、僕としてはもっと釣れても良かったように思うし、この状況で上手な人だったら僕の倍は釣っていたと思う。そんな状況のように感じた。

ジグヘッドはアジスタにワームはアジリンガー。

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アジからマダイ、シーバス、ヒラスズキまでなんでも釣れるセッティングなので、みなさん是非試してもらいたい。

釣りの余韻

釣れたメバルを見ていると、夜の海がより深みを増して感じられる。潮の香り、潮の音、ルアーにアタックしてくる生命の気配。こうした瞬間があるからこそ、ULフィッシングはやめられない。

そして3匹のグッドサイズのメバルを持ち帰ってきたので、それを食べて健康的な体づくりの糧としたい。

春の海はこれからが本番。自然と向き合いながら、感謝し、また一歩ULフィッシングの可能性を探求していきたい。

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またWebサイトもありますのでそちらもチェックしていただけたらと思います。

日本最大の釣りウェブメディア『釣りハック』にて記事も寄稿しておりますので、こちらも参考に。