今日はAIについて。

「AIの進化が止まらない」「私たちの仕事がなくなるかもしれない…」 最近、そんなニュースやSNSの投稿を目にしない日はありません。

確かにテキスト生成から画像作成、動画編集まで、AIの進化スピードは凄まじく、かつて人間が何時間もかけていた作業を数秒で終わらせてしまう時代がやってきました。激変の波はもうそこまで来ていますというか、すでに波の渦中でしょう。

しかし、現場で実際にAIを活用しようとすると、意外な壁にぶつかることに気づきます。

実はAIを本格的に業務に組み込んで使いこなすことは非常に大変です。

「チャット画面で少し質問して答えてもらう」レベルなら誰でもできますが、それを自動化して自分のワークフローに落とし込んだり、意図した通りのクオリティを安定して出そうとしたりすると、途端にハードルが跳ね上がります。

プロンプトの微調整、外部ツールとの連携、エラーへの対処…
結局「AIって便利そうだけど、自分には難しすぎる」「どう指示を出せばいいか分からない」と、途中で挫折してしまう人が続出することは間違いありません。

バイブコーディングでカンタンにWebサイトが作れるようになるのは確かです。確かですが、それなりのクオリティに仕上げるにはそれなりの知識と技術と経験が必要になってくると、バイブコーディングで複数サイトを作って感じています。

ここで起きる事はスキルの二極化です。
AIを「なんとなく触って終わる人」と、泥臭い試行錯誤を乗り越えて「AIを自分の手足のように使いこなす人」。世の中はこの2つの層にパキッと分かれていきます。

そして面白いのが、まさにこの二極化した中の階層にこそ、莫大な新しい仕事が生まれるということです。

「AIを使えば効率化できるのは分かっているけど設定できない」
「誰か代わりにAIのワークフローを構築してほしい」

そんなニーズが、今あらゆる業界で爆発的に増えていますし、今後よりそれが広がっていくと思われます。

つまり、AIに仕事を奪われるのではなく、AIを使えない人のためにAIをセットアップし、運用をサポートする仕事がこれからの時代には必要になってくるのです。

誰もが高性能なカメラ付きスマホを持つようになっても、プロのフォトグラファーやビデオグラファーが無くならないのと同じです。
道具がどれだけ進化しても、それを最適に扱い、価値を生み出せる人は絶対に必要とされます。

AI時代は恐れるものではなく新しいポジションを獲得する大チャンス。AIに使われる側ではなくAIを乗りこなす側へ。

少しの好奇心と試行錯誤でその切符は誰にでも掴めるはずですが、それなりの努力と理解が必要なことを考えると、実はAIを乗りこなす側の人はあまり多くならないのではないか?と感じています。

事実、コンピュータ・リテラシー低い人って思いの外多いですよね(笑)そう感じるのは僕だけでしょうか。

そしてAIを一切使わないからこそ生まれてくる、愛嬌や哀愁などといった人間特有の感情・情緒的な表現も確実に重宝されるようになると思います。フィルム映画からはじまり、レコード再熱ときているように。

つまり、AI時代において自分がどのような立ち位置として生きていくのかを考えなければ、すぐに波に飲み込まれてしまう。そんな時代なんだと思います。

アナログならアナログでよい。なんなら僕はアナログが大好きだ。でも僕もあなたも山下達郎ではない。

そんなことを思いながら、今日はFlowとNanoBanana2の画像生成具合のエグさと、AIエージェント構築をして、僕はAIと向き合っています。