僕は2025年2月から、とあるキッカケがあり精密栄養学という、全くあたらしい栄養学を学び始めた。

これを学ぶキッカケとなったのは自身の体調不良だった。

2024年11月頃に大きく体調を崩した。それは夜に咳が止まらなくなり、毎夜続き、しまいには咳のしすぎで胸を痛めてしまい、日々苦しい思いをしていた。

2ヶ月経った頃にそれは回復をするが、思えば40代に突入したあたりから僕の体調は下降の一途を辿っていた。

なんだか体が疲れやすくなった…いまいちパッとしない日々が続く…軽く目眩がする…老眼が加速するなどなど、例を上げればきりがないほど、体調は悪化していくばかりだった。

とはいえ、何も大きな病気や疾患を抱えているわけではない。だから病院に行くこともなく健やかに生きられている方ではあるが、逆にその不調に納得がいかなかった。

なぜなら、これがいわゆる老化というやつで、年々衰えていく体と頭と共に、俺はこんな気持ちのまま付き合っていかねばならないのか?と感じたわけだ。

10年以上前からなんとなく健康に対しアプローチはしてきたつもりだった。例えば小麦を抜いてみたり、サプリを摂ってみたり。玄米食は気がつけば15年ほどしている。

だから、若干そこに過信があったのもあるように思う(今思えばこんなアプローチで健康体になるには程遠いのだが…)。

そして、僕は今3歳半になる娘を育てている。ハッキリ言って子育ては体力勝負なのだが、娘の元気さに敵わず、ついグタ〜と疲れてしまうこともあった。

いつも娘と元気に遊びたい!そう思っているのにフィジカル面がついていかないとは、残念でならない。

そうした自分の体に若干嫌気が差していたが、どこから何をしたら良いのか全く分からない…そんな状態だった時に本当にタイミングよく、精密栄養学を学ぶキッカケを得ることができたのだ。

それまで精密栄養学は愚か、栄養学ってなに?ぐらいのレベルだったため、学びを進めるまでは「?」の連続だった。

ただ、とにかく必死に毎日勉強を繰り返していた。合わせて自分の体で学んだことを元に実践もしていった。

するとどうだろう。2ヶ月もしないあたりから驚くほどの変化を感じることができた。実は1ヶ月あたりの時には「こんなことして意味あんのかな?やめよかな…」ぐらいの感覚ではあったが、やめなくて本当に良かった。

疲れていた体は疲れを感じることは減り、霧がかかっていたような頭はスッキリとはれ、目眩などもなくなり、免疫力は確実にアップし、腸内環境が整ったお陰で、毎日便もスッキリ。

細かなところだと、例えばゆで卵を僕は食べられなかった(これを話すと笑うやつが時々いたけど、そういうやつは一度痛い目見たほうがよいだろう)。なぜならお腹を壊すからだったのだが、腸内環境が整ったお陰で壊すことはなくなり、乾燥肌ゆえにフケが頻繁にでていたがかなりおさまり、昼間に眠くなることはほとんどなくなった。

35.9度ぐらいだった僕の平熱は、36.5度をキープし、冷え性だった体は以前よりはよっぽど良くなった。インフルエンザやコロナはもちろん、風邪など全く引いていない(インフルの娘も看病したし、妻はコロナにかかってた)。

これはほんの一例に過ぎないが、今までの体質が嘘のように変化をし、”正しい”健康アプローチをするだけでここまで変わるものかと、本当に驚きを隠せないと同時に、栄養学を通じて生化学にも僕は興味を持ちはじめ、今は合わせて生化学を意識的に学ぶようにすることで、健康であることと命のつながりの理屈を理解するようにしている。

そして、こうした知識や技術を、過去の僕のように困っている多くの人々に届けたいとも思いはじめた。

それが今回の本題であるパーソナルヘルスケアサービス『MitoFlow40(ミトフロウ)』である。

僕はこれをやんわりとスタートさせている。

https://mitoflow40.studio.site

やんわりとは、まだ表だってプロモーションしているわけでもないし、なにをどうしたら良いのかイマイチわかっていないため、こっそりとスタートさせているといったところだ(ここに書いてどう展開するか考えている)。

ミトフロウ40は、月々のサブスクスタイルで参加者の健康と向き合い、アドバイスを送るサービスとなっている。安くはないと感じるかもしれないが、僕はこれ以上の費用を支払い学び、時間を使い、健康を手に入れた事実があるため、正直安いと思っている。

実践経験はまだまだ浅いが、生化学に基づいているため、かなり効果が得られるアドバイスとなっているため、困っている人々のおおよその悩みは解決できると感じている。

もちろん、自己免疫疾患やそもそも病気であることはこちらではなんとも出来ないことなため、信頼できるお医者さんを探しそこに頼るしかないのだが、日頃の謎の疲れやブレインフォグ、免疫力の低下、また痩せたい!や懐妊などにも効果が見込めると感じている。

なぜなら、何度も言うが生化学に基づき、正しいアプローチをするからだ。多くの研究者たちが出してきたエビデンスや、今も研究され続けている知識などをも用いるため、”普遍性のある健康アプローチ”とも言えるだろう。

決して、「このサプリを摂ってAGE対策しましょう!」と言うことは先ずありえない。

もっと言えば、なにもかもが過剰であり、飽食の時代を生きているからこそ、生まれてしまう謎の症状などを改善していくための方法を、シンプルにお伝えするだけとも言える。

つまり、食事と運動と生活習慣とサプリ。この4つをメインの軸でありサイクルと考え、回していき、流すイメージだ。どれかひとつが欠けると回りづらくなり、バランスを崩してしまう…バランスが崩れるとはつまり健康を損ないやすいということだ。

このバランスの取り方を僕がアドバイスするといった感じだ。

これは非常に難しいようで簡単なのだが、一方で非常にシンプルなのだが奥が深い。

僕はここに”人間の神秘”を感じるようになっており、健康とは違う一面でもハマりつつある。

誰かが5年ほど前に言った。”今後イノベーションは身体からしか生まれない”と。僕は今こうして精密栄養学と生化学を学ぶことでようやく理解することができた。

そう、自身の体を健康にしていくことは、ある種のイノベーションなのだ。

そう思いながら、今日もまた栄養学を学び、実践を重ね、体に聞いて、答えを探しているのだ。

今後は血液検査のデータの読み解きもはじめていく。栄養学や生化学と合わせ、データ解析の要素も入ってくるため、確実なアドバイスが可能になっていく時代とともに進化するサービスとなっていくだろう。

そう、これは医師免許という既得権益のもとで怠慢を続ける日本の医療サービスに対する、静かなオルタナティブになり得るのかもしれない、とひそかに思っている。