16時間ファスティングのリアル：3週間の実践と揺れる体調 – 健康実践日記 #04

過去の出来事、技術、思想を未来の視点から再解釈するために書き残すブログメディア Hyperpast Journal（ハイパーパストジャーナル）。書き手は映像クリエイターのDAISUKE KOBAYASHIです。

はじめに

“40代からの健康学習 – ヘルスラーニングジャーナル”の番外編として、はじまりました健康実践日記。

16時間ファスティングを基本とし、本格的に健康的な食生活を取り入れはじめてから約3週間ほどが経ちました。それからどれぐらい体調に変化があったのでしょうか？今回はそんな事について書いてみたいと思います。

「ヘルスラーニングジャーナル」とは？

ちなみに、ヘルスラーニングジャーナルとは、40代の僕が学んだ最新の健康・栄養に関する知識を整理し、記事化して発信していくシリーズです。

従来の栄養学から分子栄養学、そして精密栄養学へと進化している現在の流れを深掘りしながら進めています。

なぜ「ヘルスラーニングジャーナル」を書くのか？

健康に関する最新の研究は日々進化をしており、特に「精密栄養学」は個々の遺伝情報や腸内環境に基づいた新たな健康管理の鍵となっています。僕自身が最前線で学び、実践し記事にまとめることで、ウイルス対策やブレインフォグ、倦怠感など、従来の医療では解決しにくい症状の改善、要は「名もなき病」の対策・改善につなげたいと考えているのです。

みなさんもぜひ学び、実践し、より健康的で生産性のある未来を僕と一緒に目指しましょう

答えから書くと、波のある日々

答えから書いてしまうと、良い日もあれば悪い日もある…非常に波のある日々をここ最近は送っていました。

というのも、16時間ファスティングを徹底的に出来ていたか？というと実は出来ていません。出来ていませんので当然オートファジーは進んでいないと思われます。

また、ケトン体生成を意識し、糖質を抑えた食事を中心とすることが出来ているかというと、こちらも実は出来ていません。ですので基本糖質をエネルギーとしていることが多かったように感じています。

出来る日があれば出来ない日もある。それに比例して出来ている日は調子が良く、出来ない日は調子が悪いといった日々を送っていました。（厳密には翌日と翌々日）

具体的な食生活

では、具体的にどのような食生活を送っていたのかというと…

朝はMCTとギー入りのバターコーヒー。

これが朝の日課というか、朝食というか朝飲のようなもので、これを飲んだらあとは基本何も食べません……が、なにか軽く食べてしまう日などもあり、うまくオートファジーを進められなかったように感じています。

何か食べてしまった原因は明確で、娘と一緒に遊んでいる時にモールでうどん（糖質）を食べたり、ひな祭りで義母がケーキを作ってきてくれ、それを食べたり（小麦・糖質）、仕事で昼ご飯にガッツリ魚フライ定食を食べたり（糖質・オメガ6脂肪酸）、友人たちとのパーティーを楽しんだりしたため（超久しぶりにパンも食べました！）、糖質過多な食生活が多くなり、どうしてもお腹が空いて耐えられなくなってしまったのです。

とはいっても、そうした食事が悪い！と全く思っていませんし、寧ろ娘や仲間と楽しい食事会ができ、スペシャル感謝なのですが、どうしても体に負担がくるのは否めません。

ですので、16時間ファスティングを行っている現在は、もう少し抑えた方が良いように思いました（汗）。

ここ一週間ほどはちょっと食事が雑になりすぎました。結果すごくダルいのです(T_T)。

それ以外は基本、鶏肉を中心に献立を回すような感じで、寒かった2月後半は鶏肉鍋。残ったスープはボーンブロススープ的にして玄米おじやに。

生姜を効かして鶏肉の出汁がでたスープを象印のスープジャーに入れて、レンズ豆を足したりして外出先でも食べていました。これが異常に旨かった。

スープジャー、はじめて購入しましたが、めっちゃおすすめです！

そして暖かくなってきた最近はカレーばかり食べてました。

こちらも鶏肉とレンズ豆。そして玉ねぎで味を構成しています。って、よく考えたらレンズ豆に玄米に玉ねぎってかなり糖質過多なんですよね。

栄養バランスを考えてほうれん草カレーや牡蠣カレーなんかも。ほうれん草は栄養素豊富（鉄分・葉酸・ビタミンC・βカロテン・カリウム・マグネシウム）なので積極的に食べています。ほうれん草ってホント美味しいですよね。

そしてここ数日は鶏肉としいたけ、ほうれん草や小松菜を炒めたものに、レンズ豆を茹でたもの、玄米、自作の牡蠣のオリーブオイル漬けなどを食べており、16時間ファスティングの自分のリズムを取り戻しつつあります。

お腹もだいたい6割程度に留めておけば、翌日の16時間ファスティングも進めやすくなります。

ちなみに鶏肉は冷凍モノです。業務スーパーで2kgパックされたブラジル産のモノを貯め込んでおいて消費しています。こうすることで食費もうきますし、買い物も野菜程度しか買いませんので何かと楽。

当たり前かもしれませんが、16時間ファスティングは結構食費の節約にもなるのでおすすめです。

現在、お仕事で撮影したいただきものの冷凍庫を使っていまして、試しに冷蔵庫は使わず冷凍庫だけで食品を運用していまして、冷凍モノがなにかと重宝するのです。

立ちはだかる16時間ファスティングの壁

話を戻して、週に2日間は完全に娘のお世話や仕事などを考えると、どうしても16時間ファスティングのリズムを崩さざる得ない時がやってくるのですが、そうした壁を乗り越えようとしているのが今、といった感じです。

また、食事は当初、ケトン食を目指していましたし、ケトジェニックを目指していたところもありますが、複数の書籍や情報などを得ていくうちに、闇雲にケトン食をしたところで効果が出にくいし、逆に体調を崩してしまう原因にもなりかねないことが解ってきました。

これを書いている本日も、精密栄養学のオンライン講座を受けまして、その時の実例としてケトジェニックを取り入れているのに一向に血液検査の数値が良くならないといった具合に、ケトン体エンジンを主体にすることが一概に良いとも言えないし、決して簡単ではないのです。

それは結局、血液検査などで数値が解っても、遺伝子などと照らし合わせていかないと本当の原因にたどり着くことはできず、結果ケトン体をベースにしても意味を成さない可能性がある！ということなのです。

要は、自分の健康地図であり、自分という人間がどのようにして設計されているのかを理解するための設計図すら知らない状態で、ケトン体に執着するのもそこまで意味はない…と僕は感じたのです。

ですので、先ずは16時間ファスティングをしっかりと行い、オートファジーを進め、体感としてどのような体調変化を感じられるかをしっかりと俯瞰して見ていくことを優先することにしました。

その上で余裕があればケトン体生成に取り組むといった感じの距離感で、ケトン食にも励みたいと思います。

結局それ（脂肪燃焼）を加速させないと16時間ファスティングの意味がないのかもしれませんが……

まあ、16時間ファスティング以前の食生活よりもグッと糖質は下がっており、栄養素はミネラルなども考慮したバランスとなっており、油はオメガ3脂肪酸、もしくはオメガ9脂肪酸などを摂っているので、炎症対策が取れていたりなど、健康的な食生活を送れていることは間違いない！と思っています。

…が、実際にはどうなのか分からないのが精密栄養学の世界であり、これからの健康の考え方であり、だから僕は実践をしているのです！！！！

なぜなら、ここ一週間ほど便の調子が悪い！非常に悪い！

16時間ファスティング以前の玄米をガンガン食べている時は、必ず朝出るリズムが作れるほどの快便でしたが（その日の健康バロメータとして測っていました）、玄米を減らしてからはなんだかリズムが崩れてしまい、いまいちパッとしません。

便は確実にその人の健康のバロメータなので、僕にとってはもしかしたら玄米をもう少し食べておいた方が良いのかも知れませんし、玄米に頼らなければいけない僕の腸内環境があまりよろしくないのかもしれません。

極端な食生活を送りすぎてしまったため、体が驚いている可能性も否めません。

または脂質を摂りすぎなのか？確かなことはまだ解りませんが、こうして悩み、徐々に解決していきたいと思っています。これが健康実践の楽しいところ。もはやゲーム感覚です。

なんにせよ、16時間ファスティングを続けてまだ3週間程度。しかも若干フワッとしているので正しいか正しくないかなど現段階では何も解らないのが事実です。

こうしてこれをひとつのデータとして取っておく。これが健康への第一歩。そう感じます。

と、若干悩み気味ですが、先ずは自分の健康実践をし、大きく成長したいと思います！